セミドライ加工の新しい可能性2液ミストとは?

油性切削油と水溶性切削油を同時噴射して加工!

工作機械のクーラントタンクに切削油を入れる時は油性水溶性のどちらかを選択しなければなりません。性質の全く違う2種類の液はタンクの中で均一に混ざらないからです。でもミスト加工の場合、切削油は使い切りで循環使用しませんので、タンクで混ぜなくても両方の液をミストの状態で混ぜて噴射することができます

 

 

なぜ油性と水溶性を同時に使用するのか?

切削油は油性水溶性があります。一つの銘柄で両方の性能を兼ね備えた切削油はありませんのでユーザーが工作機械で使用する際はどちらかを選択する必要があります。主に潤滑性を重視する場合は油性冷却性を重視する場合は水溶性ということだと思います。どちらか一方の特性を選択するというこは、もう一方の特性を諦めるということです。ですが本来は同時に使用することができれば両方の特性を諦めることなく良いとこ取りができるわけです。

 

エスリムだからできる2液ミスト加工

エスリムは独自のポンプ方式により、油性水溶性のどちらもミスト噴射できる装置です。エスリムでセミドライ加工を行うことで、これまで不可能であった油性切削油と水溶性切削油を同時に使用した2液ミスト加工が可能になったのです。『セミドライ加工は省エネにはなるけど切削性能はクーラントポンプに劣るのでは?』といったこれまでの常識を覆します

 

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