自動希釈バルブ


水溶性クーラントや洗浄液等の希釈作業がバルブを開くだけ!

○電気やエアーを使用せず、水圧と水流で原液を吸い上げます。  
○エマルジョンでも希釈できます。  
○安定した濃度管理ができます。希釈の際、作業者は直接原液に触れません。
○圧力計で圧力確認できますので、安定した希釈作業ができます。  
○ドラム缶、ペール缶、一斗缶に取付けて使用できます。
○原液タンク付きタイプは残量が一目でわかります。  
 


 


型式:KS-ADV2(標準タイプ) 
金属配管に直接接続して使用します。
 
【付属品】
放出用ホース2m、吸上用ホース2m、ホースバンド、 フートチャッキ弁*

型式:KS-ADV2S(ブラケット付タイプ) 
ドラム缶、ペール缶、一斗缶に固定して使用するタイプ。  ※ペール缶と一斗缶の適合口金サイズはB40のみとなります。

【付属品】
放出用ホース2m、吸上用ホース2m、ホースバンド、 フートチャッキ弁*

  型式:KS-ADV2P(原液タンク付タイプ) 

原液の残量が一目でわかります。容量30Lですので、ペール缶 がそのまま給油できます。原液が空になっても本体を付け替える必要がありませんので、液だれ等で現場を汚すこともありません。
 

【付属品】
ホース等は本体に接続した状態で出荷されます。


カタログダウンロード     

 

*フートチャッキ弁は一旦吸い上げた原液が吸上げホースから落ちないようにホースの先端に付ける部品です。

 
自動希釈バルブの取扱説明書がダウンロード出来ます。

自動希釈バルブの取扱説明書は下記のボタンを押してダウンロードしてください。

取扱説明書 KS-ADV2/ADV2S      取扱説明書 KS-ADV2P

設置上の注意点

装置本体を原液容器(ペール缶等)に直接固定しない場合、原液容器は装置本体の真下に置き、吸上げホースができるだけ短くなるようにしてください。自動希釈バルブはインラインでの使用はできません。希釈液放出側のホースから希釈液タンクにそのまま供給してください。放出側ホースを延長したり、先端にバルブや配管を接続しないでください。
 

使用方法

① 濃度調整グリップのダイヤルを4に合わせてください。
② バルブを全開にしてください。
③ 圧力が0.1MPa以上あることを確認してください。
④ 一旦バルブを閉め吐出側ホースから出た希釈液の濃度を測定してください。
⑤ 任意の濃度に近づくように濃度調整グリップを調整してください。濃度グリップには
 ゲージがついています。ゲージの数値が大きくなるほど濃度が濃くなります。
⑥ 何度か繰り返し任意の濃度になれば、設定完了です。一度調整すれば、次からはバルブを
 開くだけで希釈液が作れます。

 

よくあるご質問

Q:粘度の高い原液でも希釈できる?
A:使用環境にもよりますが、希釈濃度10%とすると動粘度(40℃)MAX150㎟/s(cSt)
   程度までなら希釈できます。くわしくは弊社までお問い合わせください。

Q:一旦設定したら濃度は変わらない?
A:水圧が一定であれば変わりません。ただ原液(油)は温度によって粘度が
   変わりますので、温度が低くなるほど希釈濃度は低くなります。できるだけ温度変化の
   少ない場所で使用するか、温度変化に合わせて定期的に微調整が必要です。

Q:一台の希釈バルブから複数台に分配できる?
A:放出側のホース(2m)の先を分配したり、延長したりすると正常な希釈ができなく
   なりますので、分配はできません。

Q:希釈液タンクが減ったら自動で給油できるような仕様はある?
A:希釈バルブ本体の手動バルブを電磁弁に変更することはできます。お客様の設備の
   希釈液タンク側にフロートスイッチ等を付けて頂き、それで電磁弁を制御すればできます。

Q:真鍮の部品を使っているけどステンレスに変更できる?
A:オプション対応で変更できます。
 

 ADV2P-1702
型式 KS-ADV2 KS-ADV2SKS-ADV2P 
 サイズ 65×180×205H 80×180×270H300×380×533H 
 価格(税別)80,000円85,000円95,000円 
 送料(税別)* 1,500円1,500円 2,000円 

          *北海道・沖縄・離島は除きます。