カーボンニュートラルに向けて水溶性セミドライ加工をご検討ください!

 

NC旋盤でのミスト加工映像

 

水溶性ミストとは?

切削加工で使用する切削液には油性(不水溶性)と水溶性があり、自動車部品など産業部品の切削加工現場では、加工速度の高速化や消防上の問題で水溶性切削液が多く使用されています。しかしミスト加工(セミドライ加工・MQL加工)用の装置は油性切削液しか使用できないものがほとんどです。これは従来方式のミスト装置では油性切削液はミスト化できても水溶性切削液をミスト化することができないからです。

特にマシニングセンターのセンタースルーやNC旋盤のタレットスルーなど、工作機械の内部配管を経由してミスト噴射する方式(内部給油方式)で水溶性切削液を瞬時にミスト噴射させることは困難です。エスリムは独自の特許技術により油性・水溶性にかかわらずミスト噴射することができます。お客様が普段使用している水溶性切削液を使ってミスト加工ができるのです。

エスリム独自のポンプ制御技術

独自のポンプ制御技術が無ければ、ドリルが高速回転した途端に遠心力でミストがでなくなります。

 

マシニングセンターでのミスト加工映像

 

セミドライ加工に変更するメリット

カーボンニュートラルの時代に向けて、電力消費量削減は製造業の必須の課題です。切削加工を行う工場の電気代で一番多くの割合を占めるのがクーラントポンプというケースが多くあります。クーラントポンプの電気代を減らすためにセミドライ加工は有効とされていますが、従来のMQL(油ミスト)では冷却効果不足やベタツキによる切粉の付着などの課題が指摘されています。水溶性切削液でセミドライ加工を行うことでこうした課題がクリアすることができます。

  • 金属加工工場のCO2削減にはクーラントポンプの電気代を抑えることが効果的
  • 切削油の使用量削減 → 切削油のコスト削減、廃液処理費の削減
  • ワーク横持ち時の液だれ防止 → 作業現場の環境改善

 

ミストの応答性が重要

ミスト装置の性能はミストの応答性が一番重要です。外部給油(外掛けノズル等)で噴射できても、内部給油(タレットスルー・センタースルー等)で瞬時にミスト噴射できなければ量産ラインでは使用できません。エスリムは独自開発のポンプシステムにより内部給油でも瞬時にミスト噴射できます。

 

アルミ部品のセミドライ加工に

アルミは切削加工時に溶着が発生しやすいため、従来の油性ミスト(MQL)では冷却が足りずにセミドライ化は困難でした。水溶性切削液をミスト噴射すれば溶着を抑えることができるのですが、従来の油性ミスト用の装置では水溶性切削液をミスト噴射することはできません。エスリムは独自のポンプ技術により水溶性切削液もミスト噴射できますので、アルミ部品のセミドライ化を実現します。

 対象部品:シリンダーブロック、シリンダーヘッド、ピストン、マニホールド等

 

ほとんどの工作機械メーカーに取付できます

水溶性ミストはMQL専用に設計された特殊な工作機械でないと使えないと思われていませんか?エスリムは通常のセンタースルー仕様の工作機械でミスト噴射できますので、工作機械メーカーの選定に制約がありません。

 

量産ラインでの実績も豊富です。

エスリムは独自の開発のエアーシリンダーポンプを使用しています。市販のダイヤフラムポンプ等ではありませんので、定期的に消耗する部品がありません。また保全性を高めるため故障した部品の交換作業がしやすくなるように改良を重ねております。

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切断機にも水溶性ミスト!

切断機には油性ミストで加工するケースが多くなっていますが、アルミのように溶着する材料の場合や切断スピードを上げたいといった場合に、冷却不足を感じるケースも多いと思います。エスリムのKSM-C001Pは後付けで切断機に取りつけることができますので、クーラントポンプを使用することなく水溶性切削液をミスト噴射でき、発熱の大きい加工にも対応することができます。またM信号でプログラム運転に対応したり、リミットスイッチを利用してヘッドが移動したらミストを噴射するようにすることもできます。

 

水溶性ミストによるセミドライ加工化に協力して頂ける工作機械・切削工具・ツーリング・切削油材・切粉処理装置メーカーを探しています

水溶性ミストによるセミドライ加工化はクーラントポンプの電力削減に大きく貢献できますが、ミスト装置だけでなく工作機機械・切削工具・ツーリング等もミスト仕様にすることで適用範囲が大きくなります。ご興味のあるメーカー様はぜひ弊社までご連絡ください。